2020年6月3日水曜日

学術会議フォーラム

2018年の秋に設置された学術会議課題別委員会の集大成として,本日いわゆる「提言」の発出と,その内容に関する学術会議の見解を示すフォーラムを開催した.初めての学術会議の委員でしかも副委員長という役回りであった.この役回りは,要するに委員と事務局の間で,日程調整,意見調整,提言とりまとめのための作業をひたすらこなすものであって,「副」委員長とは委員の下で働く役である.委員長も提言とりまとめの経験は無く,ひたすら事務局とのやりとり,他の提言の確認,委員会でのヒアリングに基づく意見の方向性を伺って,まとめ上げた.現時点での意見を,広く国民に,政府に,示すためには,横串を差して意見がまとめなければならないが,一筋縄ではいかない作業であった.某研究所の方々の,非常に効率的な動きには助けられた.2度と経験することはないだろうが,フォーラムの最後で,労をねぎらわれたことは幸いであった.今日は良き日であったという記録と記憶として.

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